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銀座眼科:患者20人が重症の角膜炎…レーシック手術
(毎日新聞 2009年3月18日 22時48分(最終更新 3月18日 23時07分))
銀座眼科(東京都中央区)でレーザーを使って近視を治す「レーシック手術」を受けた患者67人が、ずさんな衛生管理のため角膜炎などに集団感染した問題で、中央区保健所は18日、その後の病状調査で患者のうち20人が重症の角膜炎を訴えていると発表した。
中央区保健所は2月下旬の問題発覚後、同眼科が「発症の可能性がある手術期間」と説明する昨年9月下旬から今年1月中旬に手術を受けた67人分の患者リストを取り寄せ、現在の主治医が確認できた44人について調査票を送付した。
その結果、39人が角膜炎の症状を訴え、うち20人が重症。1人は失明の恐れもあるとされる網膜はく離で、4人が角膜移植を検討している。【井崎憲】
レーシック手術で感染症、2007年にも…男性が眼科提訴
東京都中央区の診療所「銀座眼科」で2008年秋以降、レーザーを照射して視力を矯正するレーシック手術を受けた患者70人余が感染性の角膜炎などを発症した問題で、同眼科では07年にも、手術を受けた都内の自営業男性(34)が感染性角膜潰瘍(かいよう)になり、視力低下などの後遺症が出ていたことが分かった。
男性は今月初め、同眼科の溝口朝雄院長を相手取り、約2000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
医療被害救済に取り組む医療問題弁護団(鈴木利広代表)と男性が9日、厚生労働省内で記者会見して明らかにした。会見によると、男性は右目の視力が1・0から0・4に低下、仕事に支障が出ているという。
(2009年3月9日22時15分 読売新聞)
19歳女性『失明の恐れ』 近視手術感染症 銀座眼科衛生管理ずさん
(2009年2月26日 朝刊 東京新聞−TOKYO Web)
東京都中央区の銀座眼科で、レーザー光線で近視を矯正するレーシック手術を受けた患者六十七人が感染性角膜炎を発症していた問題で、中央区は二十五日、うち二人が入院し、十九歳の女性は失明の恐れがあると家族が訴えていることを明らかにした。区は、滅菌器の不具合が一因とみており、銀座眼科に衛生管理について改善するまで診療を休止するよう指導した。厚生労働省は同日、レーシックを行う医療機関に院内感染防止の徹底を指導するよう都道府県などに通達した。
区によると、同眼科で昨年九月から今年一月にかけて手術を受けた六百三十九人のうち、首都圏に住む十八−六十六歳の男女六十七人が十月から二月にかけて感染性角膜炎を発症した。目に直接触れる医療器具を高温高圧で滅菌する機械を更新したところ発症がなくなった。区は滅菌器の不具合で、滅菌処理が不十分になったとみている。汚れた器具と消毒済みの器具の保管場所が不適正で、手術室の衛生管理にも問題があったとしている。
二月五日に千葉県の病院から銀座眼科で手術を受けた四人が角膜炎で通院しているとの連絡が区にあった。区は同月十八日以降、三回にわたり立ち入り調査し、二十日に手術休止の指導をした。溝口朝雄院長(47)は「患者には心よりおわびし、誠意ある対応を約束する」と陳謝した。
◆滅菌器点検一度もせず
「安全で最高なレーシックを安価で提供します」。銀座眼科はインターネットのホームページで安さと安全性を強調。「平日は両眼九万五千円」「検査当日手術可能」とPRしていた。
だが、日本眼科学会に所属する男性医師は「あまりにも安い」と疑問視する。通常は両眼で三十万円ほどかかるという。「学会のガイドラインに沿えば、検査当日のレーシック手術は一般的ではないと思う。事前に網膜剥離(はくり)や緑内障のリスクがないかなど検査をし、手術ができない場合もある」と指摘した。
同眼科で使用していた滅菌器は、別の医院から譲り受けた。開院した二〇〇六年八月以降、一度も点検していなかった。昨年九月に手術した患者が、角膜炎になった。溝口朝雄院長は感染症の疑いがあると認識したが、その後も手術を続けていた。溝口院長は「医師として非常に問題があった。点検整備をきちんとしていなかったことは深く反省している」と述べた。
今年一月に手術を受けた三十代の男性は「評判が良かったので受けた。三時間で終わった。院長からあまり説明はなかった」と話した。男性は手術後に目に炎症を起こし、地元の病院で治療を続けているという。
レーシック手術 レーザーで角膜を削って屈折率を変え視力を回復させる手術。十数分と短時間で済むことや、痛みが少なく入院の必要がないというメリットがある。一方で効果に個人差があったり、細菌などが入って感染症が起こったりするケースもあるという。眼鏡やコンタクトレンズが不要になるため、スポーツ選手にも手術を受ける人が多い。

近視矯正 レーシック 銀座眼科 via kwout
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