私のものぐさな性格のせいで、年を越してしまいました(汗)
とりあえず、今しばらくお付き合いいただければと思います。
前回は、お医者さんというのは患者第一という人が意外と多いという話をしたわけですが、
それと低価格化戦略についてツラツラと書いてみたいと思います。
興味のある方は、引き続き読み進めてください。
さて、ここで低価格化戦略についておさらいですが、
ずばり一言でいえば「薄利多売」
レーシックで言えば、
「手術費用を安くして、多くの患者さんを手術する」
ということになると思います。
そのためには、豊富なスペース、技術、人が必要で、ここではそれらが揃ったとしましょう。
低価格化戦略では、ここからさらに効率化やスリム化が必要となります。
実際、品川近視クリニックではうまくそれがなされており、
多くの眼科専門医を雇用し、イントラレーシックもいち早く多くの機材を導入し、
低価格でレーシックが受けられるような体制を整えていたわけです。
効率化する方法はいろいろあると思いますが、
品川近視クリニックではタスクの細分化と集中がうまくなされていたような記憶があります。
これはどういうことかというと、
手術に至るまでのプロセスを細分化し、
細分化したタスクに対して担当者を決めて行っていたということです。
こうすることで、各担当者は決められたタスクに集中してできますし、
スタッフ1人あたりの仕事の負担を減らせますのできるため、
何かしらの紛れが起こるリスクも抑えることができるという利点があるかと思います。
ただこのやり方だと、ルーティンワークとなってしまいがちという面もあります。
さて、ここで前回申しましたとおり、お医者さんは患者さん第一がベースとありますので、
ただ単に決められたタスクをこなすという状況に絶えられなくなるという仮説が出てくるわけです。
月並みな言葉でいえば、「病院の歯車」ということになりましょうか?
そうすると、医者としてのモチベーションが低下したり、
現状と医者としての使命感との間での葛藤なども起こりやすくなるのではないかと思うわけです。
もちろん、これは私個人の仮定的な話ですので、違うかもしれませんが、
先だって取り上げた、品川近視クリニックの内部告発という事態を鑑みれば、
あながちあたらずとも遠からずかもしれません。
医療経営をするにあたって、
低廉化というのは重要な要素であると思いますが、
それは医者がやりがいを感じ、患者さんも満足するという条件下で、
初めて意味を持ってくるのではないかと思います。
以上、長々と書いてきましたが、レーシックの低廉化について、
理解する手助けになれば幸いです。
(終)
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