2009年08月11日

銀座眼科、集団感染により閉鎖

10日ほど前のニュースですが、銀座眼科の集団感染事件の続報です。



「レーシック手術で感染症」50人が提訴
 東京都中央区の診療所「銀座眼科」(閉鎖)で、レーザーを照射して視力を矯正する「レーシック手術」を受けた患者に感染症被害が多発した問題で、患者50人が30日、「感染症の危険を知りながら手術を続けた」として、溝口朝雄・元院長(47)などに計約1億3000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 また、患者のうち12人は同日、溝口元院長について、傷害容疑で警視庁築地署に告訴状を提出した。

 訴えを起こしたのは、昨年9月〜今年1月に同眼科でレーシック手術を受け、角膜炎や角膜腫瘍(しゅよう)などになった18〜58歳の男女50人。

 訴状によると、同眼科では2007年7月、手術を受けた患者が感染性角膜炎になり、08年4月、この患者が民事訴訟のための証拠保全も行った。今回の原告は全員、この後の手術で被害に遭ったとしており、「衛生管理を見直さず、感染被害を続発させた責任は大きい」と主張している。

 原告の主婦木本明子さん(35)は「手術後、夜も眠れないほどの激痛に襲われ、別の病院で入院治療を受けた。本当に悔しい」と話した。

 溝口元院長の代理人弁護士は「民事訴訟には誠実に対応する。刑事告訴についても、捜査には全面的に協力する」とコメントした。

(2009年7月31日 読売新聞)


さて、今回の記事で、私が着目したのは、銀座眼科が閉鎖したという部分です。

前代未聞の集団感染を引き起こしたので、致し方ない面もあるかもしれませんが、低価格化戦略の結果、閉鎖へと追い込まれたケースといえるかと思います。

拙ブログでは、レーシックにおける低価格化戦略について、再々取り上げて警告をしていただけに、残念に思います。

ただし、低価格戦略そのものが悪いというものではございません。

ただ、レーシックの場合、手術器具のメンテナンス、医師やスタッフに対するトレーニングや教育、患者さんが満足できるアフターケア体制の確立など、最低限の医療サービスの維持との両立が前提として必要となることを、理解していただければと思います。

ちなみに、私が受けた神戸クリニックでは、CDCガイドラインを導入し、感染症予防体制を整備し、また、手術後の定期健診や合併症治療あるいは十分な視力回復が得られなかった患者さん(5.5%)に対する再手術を無料で行うトータルケアサービスを行うなどして、医療サービスの維持に努めています。

その分、他のクリニックよりも費用は割高となりますが、レーシックに興味のある方は、選択肢の一つとしてご検討されてもよいかと思います。



 

 


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posted by でぃえら at 09:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | レーシックニュース | お問合せ
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