2010年05月07日

神奈川クリニック眼科が破産申請

既にご存知の方もいるかとおもいますが、神奈川クリニック眼科破産のようです。



「神奈川クリニック眼科」経営法人が破産申請
 レーシック手術を手がける「神奈川クリニック眼科」などを経営する医療法人社団「博美会」(東京都新宿区、山子大助理事長)が、東京地裁に自己破産を申請し、破産手続きの開始決定を受けたことがわかった。

 信用調査会社「帝国データバンク」によると、申請は今月6日付で負債総額は約68億円。眼科事業は別の医療法人に譲渡されるという。

 同眼科は昨年8月、レーシック手術を巡って、料金表示に景品表示法違反(有利誤認)の恐れがあるとして公正取引委員会から警告を受けていた。博美会のホームページによると、同会は1981年に創業され、東京や大阪などでクリニックを開設している。

(2010年5月7日13時38分 読売新聞)


どうやら、大本の医療法人そのものが破産ということのようです。

さて、今回のニュースを聞いてですが、僕の良くない予想が的中してしまったという感想を受けました。

というのも、2006年の以下のエントリーで、神奈川クリニック眼科の低価格化戦略について多少懐疑的に見ていたためです。

レーシックの低廉化について(4)低価格化戦略の現状

その理由というのは、当時、イントラレーシックという単一の術式のみで低価格化戦略を進める品川近視クリニックに対し、神奈川クリニック眼科では、レーシックだけでなくフェイキックIOLなどのあらゆる術式を実施しており、その維持費用を考えると低価格化戦略は神奈川クリニックに関して言えばそぐわないのではないか?という事からでした。

今回は、親元の医療法人自体が破産ということで、神奈川クリニック眼科の赤字によるものかどうかはわかりませんが、破産申請というニュースを聞いても、さほど驚きはありませんでした。

ちなみに、眼科部門は神戸クリニックに譲渡されるようです。

神戸クリニックはトータルケアなどアフターケアの充実に力を入れるなど、一種の差別化戦略進めているクリニックですので、極端な低価格化戦略からは軌道修正されるのではないかと思います。



個人的には、今回の神奈川クリニック眼科の破産は、低価格化戦略を進めるクリニックにとって、対岸の火事ではないと思います。

私がレーシックを受けた当時は視力矯正手術の認知度も低く、情報も乏しく、視力回復をするだけで十分というものでした。

しかし、現在は、レーシックの認知度も高く、情報もインターネット等を通じて簡単に入手でき、それに伴い、視力矯正に対する要求も高くなっています。

そのため、クリニックではそれらの要望を満たすために、新たな技術の導入等を進めざるをえない状況になっているように見受けられます。

このような状況においては、低価格化戦略というアプローチから脱却し、適正価格で高度な医療サービスを受ける事ができる方向へと業界全体で舵取りをする必要があるのではないかとおもいます。


 

 


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posted by でぃえら at 21:08 | Comment(3) | TrackBack(0) | レーシックニュース | お問合せ
この記事へのコメント
噂の神奈川クリニック眼科に行ってきました。

ホームページには、神戸クリニックに譲渡する予定って書いてあったので、神戸クリニックでコンチェルトで受けられるのかと思ってたのですが、どうやら、神奈川クリニック眼科自体、閉鎖は予定していないとのこと。

保証も以前と同じ条件で、受けられるし、診療内容の変更なども予定していないと言っていました。

私は、コンチェルトで受けられて、保証がきちんと受けられればそれでいいので、直接話が聞けてよかったです。
Posted by saas at 2010年05月16日 22:47
こんにちは。
サイトを拝読しました。
私の知らなかったクリニックも載っていて
勉強になりました。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 視力矯正 近視レーザー治療体験〜裸眼生活っていいな! at 2010年07月18日 15:46
saas様

お返事がおそくなりました。

神奈川クリニックの現場の体制自体に大きな変更はないというご情報ありがとうございました。

またご希望される術式での施術を受けられたようでなによりです^^

昨年は私が以前から危惧して一あレーシックのリスクが実際に起こった年となりました。

今年はそういう事件がないよう、安全第一の手術体制が強化されればよいですね
Posted by でぃえら at 2011年01月04日 10:58
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