2005年03月12日

レーシックと医療費控除(1)-医療費控除とは?

レーシックは自由診療のため,手術費用が高く,一般的には30万円〜というのが相場のようである.


そのため,レーシックは医療費控除が適用される可能性がある.

では,この医療費控除とはどういう制度なのだろうか?

医療費控除とは,一般的には

年間に支払った医療費が所得控除となる仕組み

といわれる.



しかし,この説明を理解するには所得控除の意味を理解しなければならない.

その所得控除の意味を知るには所得税がどのように決まるかを抑える必要がある.

所得税は基本的には以下のような式で求まる.

(所得税) = (課税所得) × (税率)   ---(1)


所得控除(医療費控除)と関わってくるのは「課税所得」と呼ばれる部分である.

「課税所得」は,税金算出の基準となる所得であるが,サラリーマンの場合,給料から生活する上で必要となる経費を差し引いた金額のことである.

(会計用語では給料を「給与所得」,生活する上で必要な経費を「所得控除」というらしい)

つまり,

(課税所得) = (給与所得) - (所得控除)   ---(2)


となる.




式(1)と式(2)より,

(所得税) = {(給与所得) - (所得控除)} × (税率)   ---(3)


となり,所得控除が多いほど,支払う所得税は少なくなる


さて,「所得控除」には15項目ある.

全項目をみると,「所得控除」は「経常的な所得控除」と「経常的でない所得控除」に大きく分類できることがわかる.

通常,基礎控除などの「経常的な所得控除」は,所得税を算出する際に,所得控除として既に差し引かれているが,「経常的でない所得控除」は差し引かれていない

そのため,「経常的でない所得控除」が発生した場合は,本来は所得控除として課税対象とならないにも関わらず,税金として徴収されていることになる.

この余分に徴収された税金は不当に徴収された税金とみなされ,確定申告によって払い戻しが可能である.

こうした制度の「医療費版」が「医療費控除」と呼ばれるものである.


つまり,「医療費控除」とは,

本来,医療費として課税対象にならないにも関わらず,税金として徴収されているお金を,国から取り戻す制度

のことである.


※医療費控除については,「確定申告のための情報サイト−しっかりちゃんの税金日記」というある税理士さんのサイトが大変わかりやすいですので,参考にしてください.



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この記事へのコメント
リチェです。

医療費控除の際、私の調べた範囲では、

@手術給付金分は手術代から差っ引く必要がある
A手術給付金請求の際の診断書(私の場合は日本生命より所定の用紙を渡され、レーシックをしたクリニックで書いてもらいました)の代金は対象外

ということの様です。

まあ、実際に確定申告するにあたって私はどうしたかと言うと、それは・・・(ヒミツ)

実際に税金還付されたらご報告できると思います。
Posted by at 2005年03月12日 23:57
早速コメントありがとうございます

また医療費控除の丸秘テクなどありましたら,また教えて下さい^^;A

無事控除の対象になればよいですね( ̄v ̄)v
Posted by でぃえら at 2005年03月13日 00:40
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