2005年07月06日

LASIKネット放浪記(3)−最新技術だから安全?効果的?

LASIK眼科医を見回ると,病院ごとに色々な技術があることがわかる.

病院によって用いられる機械は異なるが,日本でLASIKを行う際に主に使われているは

NIDEKVISXWaveLightBausch & Lombの4社のエキシマレーザーのようである.

僕は専門家ではないため,技術の詳細はわからないが

多くの病院で最新の技術を用いてレーシックの安全性の向上に努めているのは間違いない.

ただどの会社の技術がいいか?は比較が難しい.

アメリカではFDA(U.S. Food and Drug Administration)で認可されているエキシマレーザーの機器情報を公開しており,

それぞれの技術の安全性と効果に関する調査結果を入手することができる.

【参考】>>FDA-Approved lasers for LASIK(英文)」



このFDAの実績を基にして,最高の技術を使っていることを売りにしている病院もある.

FDAという権威ある機関のあるデータであるため信頼できるとは思うが,

だからその病院は一番いいかというと以下のような疑問が残る.


1つ目は,FDAの報告書間のデータの整合性の疑問だ

FDAの報告書は実際の手術実績を基にしているものの,

患者の数や特性が異なり報告書間で条件が異なる.

そうした条件が異なる中で,各技術の正確な比較が出来るかというと必ずしもそうではないだろう.


2つ目は,FDAのデータ通りに病院で回復しているか?という疑問だ.

当然であるがFDAのレポートの執刀医と病院での執刀医は異なる.

同じ技術を用いても執刀医が異なれば出てくる成果も異なる.

なぜならレーシックではフラップを作成し,レーザー照射する過程は技術にかかってくるが,

フラップをめくり元に戻す過程は,医者の腕にかかってくるからだ.

また安全性や回復率というのは執刀医の腕のほか,手術後のアフターケアなどによるところも多いため,

FDAで一番いい技術を導入したから,その病院で同じ結果が出るかというとそうではないだろう.

もしそうであれば,FDAでのデータと共に,当該病院での回復率をあわせて示すべきだ.
(逆に示されてないということは,病院ではそこまで結果が出てないのかもしれない^^;A)


3つ目は,患者が視力回復を望む意味は何か?ということだ.

患者が望んでいるのは「自分の視力をMax出るようにする」ことではなく,

「裸眼で生活する」ことである.

そうであれば,患者が望んでいるのは2.0まで視力回復することではなくて,

「裸眼生活の保障」である.

それは最新あるいは最高の技術のみで保障されるものではなく,

医者のアフターフォローと患者自身のアフターケアとセットで初めて実現するものである


つまり,安定した視力回復のために,最新の技術を導入することは必要条件でしかなく,

そうした技術があるから,安定した視力回復ができるかというと必ずしもそうではない

重要なのは,技術ではカバーできない部分を,いかにアフターケアでカバーするかであり,

そうしたハードウェアとソフトウェアをバランスよく整えることが病院に求められるものだろう.


※本記事は,情報提供を目的とした現段階での私見です.


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