2005年09月04日

イントラレーシック特集(4)−イントラレーシックのデメリット

イントラレーシックの導入に慎重な眼科などのホームページなどで,指摘されているイントラレーシックの問題点について整理します.

(1)技術面

  • やや手術時間が長くなる【安淵眼科

  • フタを作るのに時間がかかる(以前は90秒ほどであったが、60秒ほどに短縮されている)【参宮橋アイクリニック
  • フタは常にスムーズにめくれない(泡状の変化の連なりなので,線維状の所々組織を引きちぎる形でフタをめくることになる)【参宮橋アイクリニック】
  • フタの形が角膜実質の土台部分と比較して小さめに作られるので、術後にフタのすわりが落ち着かず、フタに糸をかけて固定が必要な場合がある(その様な時には、瞳孔が6o以上で、高次収差が増加する.つまり暗いところで視力低下の原因となる可能性がある)【参宮橋アイクリニック】

  • 術後のフラップの接着が遅い【東京八重洲クリニック

  • フラップ作成に時間がかかる.マイクロケラトームで作成すれば10秒程度で作れるが,イントラレーシックの場合は1分程度かかる【坪井眼科

  • 切除面の粗さの問題【南青山アイクリニック
  • 手術時間の増加【南青山アイクリニック】

  • 最新のマイクロケラトームに比べて切除面が粗い.よっていくらレーザーが高性能でも、スムーズな綺麗な切除ができない.【レーシック相談室
  • フラップ作成後に気泡ができるので,すぐにはレーザー照射が出来ない.よって,手術に時間がかかる.【レーシック相談室】
  • フラップ作成後,手術途中に患者様はエキシマレーザーのところまで移動しなくてはならない.【レーシック相談室】

  • フラップの接着が安定するまでに時間がかかる【気になる医学 視力回復・レーシック



    (2)不確実な危険性

  • FSレーザーによってフラップを作る際に,角膜細胞が泡状の形態変化を次々と遂げる.その時に細胞の原形質,核が部分的に消失し,場合によっては核の一部のDNAが変異して残存する可能性【参宮橋アイクリニック】
  • さらに変異DNAが発がんにつながらないかという危惧【参宮橋アイクリニック】
  • フタの作成由来との関連で,視力の安定に時間がかかったり,1週間ほど術後の痛みを感じる場合がある(検証が必要)【参宮橋アイクリニック】
  • 術後にグレア(光がまぶしい)現象を強く訴えるケースがある(検証が必要)【参宮橋アイクリニック】
  • 術後に炎症反応を起こした例がある(検証が必要)【参宮橋アイクリニック】
  • イントラレーシックでは,レーシックで問題になる術後のフタの下の炎症によって起きると言われているDLKの発症が少なくなっているが、フタがずれればDLKを合併する可能性がある【参宮橋アイクリニック】

  • 層間角膜炎の発生【東京八重洲クリニック】

  • レーザーで組織をとばして切断すると,いくら断面がきれいに見えても断面同士の接着がうまくいかない可能性がある【坪井眼科】

  • 術後炎症(DLK)【南青山アイクリニック】

  • 異常なほどに光に対して過敏になるというイントラレーシック特有の合併症の報告.ただし,発生率は1%〜20%と幅がある.【神戸クリニック

  • 術後,層間炎症(DLK)が起きやすい【レーシック相談室】

  • 炎症を起こしやすい【気になる医学 視力回復・レーシック



    (3)視力矯正効果

  • イントラレースによるレーシックが、マイクロケラトームを使用したレーシックと比較して,視力の改善や,術後の合併症が少ないといった具体的な証拠の提示がない【参宮橋アイクリニック】

  • 従来のレーシックとイントラレーシックで術後の視力の質に有意差がない【坪井眼科】

  • イントラレーシック患者の90%が術後3ヵ月後に1.0以上を達成しているのに対し,一般的なレーシック患者は94%が1.0以上を回復しているという調査結果(ジョージア州ウッドハムズ博士)【神戸クリニック



    (4)費用

  • 手術代が高価になる【安淵眼科】



    【関連ページ】
  • LASIK/IntraLASIK」(安淵眼科)
  • イントラレーシックの問題点」(参宮橋アイクリニック)
  • Bladeless Lasik Colorado Spring Information You Need To Know」(Buckley Vision Institute
  • 各治療法の比較」(東京八重洲クリニック)
  • Q&A About LASIK」(坪井眼科)
  • 他施設との比較」(南青山アイクリニック)
  • 当院のイントラレーシックに関する見解についてicon」(神戸クリニック
  • レーシックQ&A・・・新技術−イントラレーシック」(レーシック相談室)
  • イントラレーシック」(気になる医学 視力回復・レーシック



  • 生涯保障が魅力の神戸クリニック

    レーシック専門視力矯正クリニック【神戸クリニック】東京・神戸・小倉


    神戸クリニックでは賛否両論があることからイントラレーシックの導入に慎重な姿勢を示す眼科医の1つです.(「当院のイントラレーシックに関する見解についてicon」参照)その代わりに角膜の薄い患者さんには,エピレーシックiconPRKiconで対応しております.また「生涯保障」に代表されるように,患者さんへのアフターフォローに力を入れている病院で,私自身も色々とお世話になってます^^



    <<前へ  <目次/1/2/3/4/5/6/>  次へ>>



     

     


    Copyright © 2005-2006 LASIK体験者によるレーシック入門 All rights reserved.

    この記事へのコメント
    参宮橋は紹介しない方がいい

    O医師の理論や人間性は眼科から見てもでたらめ

    訴訟も多い
    Posted by hasegawa at 2006年09月17日 05:36
    dlkは術式のみならず手技にも大きく左右される物であり・・・・・・
    Posted by hasegawa at 2006年09月17日 05:46
    hasegawa様>

    コメントありがとうございます
    参宮橋の訴訟の件について,調べさせていただきました.
    http://www2.odn.ne.jp/~ckt93860/prk.html

    東京高裁で説明義務違反という判決のようですね

    一応本記事では,イントラレーシックのデメリットについて,指摘されている事項の情報提供を目的としたものです.

    そのため,参宮橋アイクリニックの指摘事項はそのまま残す方針を採りたいと思います.

    またhasegawa様のコメントも補足情報として,そのまま掲載させていただきたいとおもいます.

    よろしくお願いいたします.
    Posted by でぃえら at 2006年09月17日 23:04
    コメントを書く
    お名前:

    メールアドレス:

    ホームページアドレス:

    コメント:

    この記事へのTrackBack URL

    トラックバックは管理人の承認後に表示されます.

    承認の基準については,本ブログのトラックバックポリシーをご確認いただけますようお願いいたします.

    ×

    この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。